★企業や大学等による「職域接種」6月21日開始

　政府、職域接種で一般へのワクチン接種開始

　加藤勝信官房長官は6月1日午前の会見で、企業や大学等による新型コロナウイルスワクチンの「職域接種」について、6月21日より開始すると発表した。高齢者へのワクチン接種が早期に完了する自治体では、「自治体の判断でさらに前倒して開始することも可能」として、早ければ6月中旬より職域接種を開始する企業等も出てくるのではないかと見通した。
　政府は5月31日、菅義偉総理のもとで関係閣僚が集まり、「職域接種」を6月21日より開始することを決定した。各自治体は7月末を念頭に高齢者へのワクチン接種完了に取り組んでいることから、「各自治体の判断で、高齢者等への接種完了を待つことなく、基礎疾患のある人などを含めて広く一般への接種を開始する」として、6月21日から職域接種を通じて一般へのワクチン接種を開始する考えを示した。