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2021.06.01

ウイングトラベル

★AIRDO20年度決算、純損失122億円の大赤字

 純資産22億円、自己資本比率5.3%と窮地に

 AIRDOが5月31日に発表した2021年3月期決算(2020年4月1日〜21年3月31日)によれば、当期純損益が121億8000万円の大幅赤字となった。前年同期は4億2400万円の黒字だった。
 同社によれば、売上高は61.8%減少した174億1300万円と、新型コロナウイルス感染拡大と緊急事態発出などの影響で、蓋を開けてみれば売上高が実に6割以上縮小する結果に。損益面では、営業損失129億9600億円(同:営業利益22億7500万円)、経常損失131億9000万円(同:16億2900万円)だった。
 同社は様々な観点のコスト構造改革の実行に踏み切り、とくに使用しない機材の稼働を控除することなどで整備費といった固定費の削減を図ったほか、同社の初号機および2号機である767-300ER型機2機の早期退役を進めるなどの対策を打った。

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