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2021.05.17

ウイングトラベル

★エアトリ中間決算、12億円の黒字転換に

 売上高24%減も、コスト削減施策堅調に推移

 エアトリが5月14日に発表した2021年9月期第2四半期(20年10月〜21年3月)連結決算は売上高にあたる売上収益が前年同期比24.0%減の112億200万円となった。営業損益は13億3200万円の赤字から20億100万円の黒字に、当期純損益は7億4100万円の赤字から12億8600万円の黒字にそれぞれ転換した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で海外旅行事業は大幅に落ち込んだものの、国内旅行需要の取り込み強化やコスト改善に関する取り組みが進んだこと。さらにPCR検査関連を始めとしたヘルスケア事業が収益に貢献したことなどにより、減収ながらも利益は黒字転換となった。

 主力のオンライン旅行事業は売上収益が27.3%減の99億3100万円となったが、営業損益は4億7300万円の赤字から13億9400万円の黒字に転換した。国内旅行事業領域は緊急事態宣言下でも旅行需要を着実に取り込み、3月単月の粗利益は前年同月比1%減まで回復。4月に関しては約3.1倍増と大きく改善した。

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