空母「遼寧」含む中国海軍艦艇群が沖宮間を北上

尖閣諸島沖を飛行したZ-18ヘリに緊急発進実施

　統合幕僚監部は4月27日、海上自衛隊が空母「遼寧」を含む中国海軍艦艇群が、4月26日に沖縄本島と宮古島間の海域（沖宮間）を北上するのを確認したと発表した。また、4月27日午前には、空母「遼寧」から発艦したZ-18早期警戒ヘリコプターが尖閣諸島の大正島沖を飛行し、これに対し南西航空方面隊の戦闘機が緊急発進して対応に当たったとしている。
　「遼寧」を含む中国海軍艦艇群については、26日午後7時頃に宮古島の南約160kmの海域を北東進するのを海上自衛隊第2護衛隊群の護衛艦「あさひ」と第5航空群のP-3Cが確認。確認したのは、・・・

※写真＝空母「遼寧」含む中国海軍艦艇群が沖宮間を北上した。写真上から空母「遼寧」、レンハイ級ミサイル駆逐艦（131）、ルーヤンIII級ミサイル駆逐艦（120）（提供：統合幕僚監部）

※写真＝写真上からルーヤンIII級ミサイル駆逐艦（131）、ジャンカイII級フリゲート（577）、フユ級高速支援艦（965）（提供：統合幕僚監部）

※写真＝Z-18ヘリの行動概要（提供：統合幕僚監部）

※写真＝Z-18早期警戒ヘリコプター（提供：統合幕僚監部）