ラディックスのシステム障害、マルウェアが原因

未だ復旧ならず、システム障害は3日目に突入

　ピーチ・アビエーションとZIPAIR Tokyo（ZIPAIR）らが採用している米国のラディックス社（Radixx）が開発したLCC向けの旅客系基幹システム「Radixx Res」に大規模なシステム障害が発生している問題で、ラディックス社は4月22日（米国テキサス州サウスレイク現地時間）、「新しいRadixxアプリケーションサーバー環境を立ち上げるための措置を講じている」と問題解決に向けて作業を行っていることに言及し、「Radixx Resの顧客を本日中にオンラインに戻すことを開始し、今後数日間はその作業を継続する予定にある」ことを明らかにした。ただ、日本時間4月23日午前11時現在、未だピーチ・アビエーション、ZIPAIR双方のシステムは復旧していない。このシステム障害の影響を受けた顧客は約20社にのぼっているという。
　ラディックス社によれば、・・・

※写真＝ラディックス社のシステム障害原因はマルウェアと判明。日本国内ではピーチ・アビエーション、ZIPAIRの予約システムに障害が発生し。新規の予約を受け付けることができない状態が続いている（ラディックス社のHPより）