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2021.04.23

WING

成田20年度、国際線の旅客数・旅客便とも過去最低

開港年度下回る水準に、貨物便は過去最高発着数

 成田国際空港会社(NAA)の田村明比古社長は4月22日の定例会見で、成田空港の2020年度運用状況について、旅客数および発着数とも開港年度も含めて「過去最低となった」ことを明かした。今年1月には、2020年暦年の旅客数として、開港年を上回ったことを発表したが、それが年度としてみれば、開港以来の最低を記録することとなった。
 2020年度の国際線旅客数は前年度比96%減の126万5465人になり、そのうち日本人が98%減の32万4200人、外国人が97%減の54万3197人、通過客が89%減の39万8068人となり、いずれも過去最低に。国内線旅客は73%減の198万4001人となった。・・・

 

4月1~17日、国内線LCC影響で改善も今後懸念