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2021.04.23

WING

ANA、5月に国内52路線で1744便の追加減便

5月の運航率は63%まで低下へ

 全日空(ANA)は4月22日、5月6日~31日までの間に、国内52路線を対象に合計で1744便の追加減便に踏み切ることを発表した。東京・大阪・京都・兵庫を対象とした緊急事態宣言が本日にも発出される見通しにあるなど、ゴールデンウィークを目前にして、航空業界に強烈な逆風が吹き荒れている。そうしたなかANAは、昨今の需要動向を鑑み、ゴールデンウィーク後の運航計画を絞り込む方針を固めた。
 追加減便の実施によって、5月6日~31日までの運航率は59%(減便率:41%)にまで低下する。ゴールデンウィーク期間中を含めた5月一カ月間の運航率も63%(減便率:37%)となるなど、回復する様相を呈していた国内線運航率が再び減少へと転じたかたちだ。・・・