兼松、ドローン物流で英スカイポーツと提携拡大

スカイポーツCEO、「日本の空飛ぶ車商業運航の重要ステップに」

　兼松が空飛ぶクルマの離発着場「バーチポート」の開発を進めている英国のスカイポーツ社との提携を、ドローン物流事業へと拡大するべく、その提携関係を深化させた。スカイポーツ社は空飛ぶクルマ用のバーチポートの開発のみならず、「Delivery by Skyports」として物流部門によるドローンデリバリー事業も展開している。ドローンデリバリー事業では、主として医療、電子商取引、そして物流市場へと進出している。
　兼松は2020年にスカイポーツ社との間で、日本国内におけるバーチポート導入に向けて多方面の協力を展開するべく、業務提携を締結。その提携をドローン物流事業へと拡大することで、今年4月に業務提携を拡大する覚書を締結致した。
　スカイポーツ社のダンカン・ウォーカー最高経営責任者（CEO）は兼松との提携深化について、・・・

※写真＝兼松とスカイポーツがドローン物流事業にも提携関係を拡大。空飛ぶクルマのバーチポートの日本への社会実装などエアモビリティ分野で貢献することを目指す（提供：兼松、スカイポーツ）