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2018.08.06

WING

レオナルド、「オスプレイ」レーダーが40台以上受注

AW101に続きMQ-8Cにも採用される

レオナルドは先ごろ、同社製小型AESA(能動電子走査アレイ)レーダーが8社 のユーザーから40台以上受注していることを明らかにした。既にノルウェー空 軍のAW101捜索救難ヘリコプターに搭載運用され、米海軍よりMQ-8Cファイアス カウト無人ヘリ搭載用として採用されている。
 同レーダーが採用されている理由について、レオナルドでは優れた性能だけ でなく、ライフサイクルコストが低いことを挙げている。これはAESA技術によ り、機械的な可動部分がなく、部品交換コストが低くなることうぃ意味してい る。
 オスプレイは同社(旧フェランティ社)のシースプレイ・レーダーファミリ ーの後継として、主にヘリコプターに搭載される。シースプレイの最新型は 2005年からAESA方式を採用しており、オスプレイはその技術を発展させたも の。レオナルドのこれらレーダーは電子走査式の捜索レーダーの国際的なスタ ンダードになりつつある。