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2021.04.22

WING

北の瀬取り監視へニュージーランド航空機参加

5月下旬まで海上監視、嘉手納基地から発着

 防衛省はこのほど、北朝鮮籍船舶へ禁止となっている「瀬取り」を含む違法な海上活動を監視するため、4月下旬から5月下旬までニュージーランド軍の航空機による警戒監視が行われることを発表した。
 同国は国連軍地位協定に基づき、在日米軍の嘉手納飛行場へ発着して海上監視を行う。これで北朝鮮籍船舶への警戒監視は、2018年以降4度目となる。
 防衛省は、国連安保理決議の実効性確保のため、国際社会が一致団結した取り組みを歓迎するとし、海上自衛隊でも引き続き警戒監視を行って、船舶の情報収集など関係国と緊密に協力していく姿勢だ。