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2021.04.19

WING

米海軍病院船「マーシー」にV-22が初着艦

フライトデッキの拡張強化改修の確認試験で

 米太平洋艦隊は4月16日(米国現地時間)、軍事海上輸送司令部(MSC)の病院船「USNS マーシー(T-AH 19)」にV-22オスプレイが初めて着艦したと発表した。なお、MSCに所属する病院船にV-22が着艦するのはこれが初となる。
 今回行ったV-22の離着艦は、「マーシー」とV-22およびMH-60の適合性確認試験の一環で行ったもの。「マーシー」は7ヵ月間の長期整備に合わせて、V-22「オスプレイ」やMH-60「シーホーク」などの大型機の機体サイズや重量、排熱に対応するためにフライトデッキの拡張および強化改修を行っていた。
 南カリフォルニア沖で行われた試験には、

 

※写真=V-22やMH-60などの大型機に対応するためフライトデッキの改修を行っていた米海軍の病院船「USNS マーシー(T-AH 19)」に、MV-22Bオスプレイが初めて着艦した(提供:米太平洋艦隊)

※写真=病院船でV-22などの大型機を運用出来ることは、病院船運用の柔軟性を高めることになるとMSCはコメントしている(提供:米太平洋艦隊)