成田・羽田で顔認証「Face Express」開始、7月本格導入へ

OneIDから名称変更、実証開始は4月13日から

　成田空港および羽田空港で4月13日から、顔認証技術による国際線搭乗の実証実験がスタートする。従来「OneID」の名称で導入準備を進めてきたが、「顔パス」という直感的なイメージを重視して「Face Express」という名称に一新することにした。実証実験では、技術的な調整を図るものとして、東京オリンピック・パラリンピック大会前となる今年7月からの本格運用開始を目指す。
　この「Face Express」は、自動チェックイン機など所定の場所で顔を登録すると、その後のチェックイン、手荷物預け、保安検査、搭乗ゲートなど、従来チェックが必要だった場面で、顔パスで通貨・手続きを行うことができるというもの。・・・

※図＝手続き不要の“顔パス”、OneIDからFace Expressへ一新（提供:NAA）