記事検索はこちらで→
2021.03.29

WING

関西空港、エレベータや手すりに抗ウイルスコーティング

昨年10月に一部試験施工で効果確認、伊丹・神戸に拡大も

 関西エアポートは3月26日、新型コロナウイルス感染症対策として、4月1日から関西空港旅客ターミナルの館内エレベータや手すりなど、空港利用者が触れる機会の多い箇所に対して抗ウイルス性防汚コーティング加工を施すことを発表した。すでに一部実験的に一部で施工したとのことだが、今後は施工箇所を拡大していく方針だ。
 施工する抗ウイルスコーティングは、メーカーが自動車コーティングで培った技術を応用したもので、防汚効果のある被膜に、ウイルス不活化効果を付与した新開発のコーティング材だという。
 大気中の湿気と効果反応時に抗ウイルス成分を組み込んで被膜を形成することで、摩耗に強く、長期間に亘ってウイルス不活化効果を発揮することができる。・・・