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2021.03.26

WING

装備庁、技術シンポジウムのウェブ公開開始

各種研究開発の成果資料や動画を公開

 防衛装備庁は3月24日、「防衛装備庁技術シンポジウム2020」で発表予定だった研究成果をホームページ上で公開した。装備庁では技術シンポジウムを毎年11月頃に行い日頃の研究成果を国民に公開しているところ。2020年は新型コロナウイルス感染症の影響により対面形式での開催を取りやめていた。
 装備庁ホームページでは、XF9戦闘機用エンジンの地上試験結果をはじめ、試作レールガンの射撃試験結果、高出力マイクロ波(HPM)技術の研究成果などの研究紹介資料および動画を公開しているほか、次期戦闘機や揚陸支援システムなど研究開発成果をまとめたポスター資料も公開している。
 装備庁の三島茂徳防衛技監は挨拶として、「本シンポジウムを通じて、皆様に防衛装備庁の研究開発をはじめとした取り組みに関するご理解とご関心を深めて頂ければ幸い」とコメントしている。

 

※参照=技術シンポジウム2020公開ページ
URL=https://www.mod.go.jp/atla/research/ats2020/index.html

 

※画像=装備庁は「防衛装備庁技術シンポジウム2020」で発表予定だった研究成果のホームページ上での公開を開始した画像は公開資料の一部(防衛装備庁HPより引用)

※画像=試作レールガンの概要。ホームページ上では射撃試験の動画も公開している(防衛装備庁HPより引用)