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2021.03.25

WING

民間主導の航空機装備品技術認証コンソーシアム発足へ

民間資格設定や航空局と技術連携も視野に

 民間が主体的に運営する航空機装備品技術認証コンソーシアム「CerTCAS」(Certification Technology Consortiumfor Aircraft System)が4月1日に発足することが分かった。一般財団法人航空イノベーション推進協議会(AIDA)の委員会の1つとして設立する計画で、民間航空機、ドローンを含めた無人航空機、そして空飛ぶクルマといった空の移動体全般の機体や装備品に関するシステム認証、環境試験など、様々な認証関連技術を集約した場となることを目指す。将来的には民間資格を設置することのほか、国土交通省航空局と技術的に連携することも目指していきたい方針だ。これにより日本の航空機産業の弱点である航空機搭載装備品産業を活性化するなど、国内航空機産業の振興を図っていきたい考え。・・・

 

ソフトウェア、システム、環境試験の3WG設置
住友精密やシンフォニアら5社が発足時会員企業に

 

セミナー開催や会員向け有料コンテンツも
コンサルティングや環境試験・開発器材利用など

 

※写真=民間が主体となる航空機装備品技術認証コンソーシアム「CerTCAS」が4月に発足する。民間資格の設定や航空局との技術連携などを視野に入れる。写真はボーイングのレントン工場

※写真=民間航空機のみならずドローンを含めた無人航空機や空飛ぶクルマ関連の認証も対象とする。写真は空飛ぶクルマの開発に取り組むSkyDriveの機体(提供:SkyDrive)