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2021.03.25

WING

ロステック、退役航空機を地方自治体に寄贈へ

VM-TやTu-16、MiG-29Kなど40機以上

 ロステックは3月24日(ロシア現地時間)、40機以上の退役済みの古い航空機をロシアの地方自治体に寄贈すると発表した。寄贈するのはVM-T(3-MT)「アトラント」輸送機やTu-16戦略爆撃機、MiG-29K艦載戦闘機など40機以上とのことで、地方自治体は無償で受領出来、博物館などで展示出来るとしている。
 今回ロステックが寄贈する40機の一例として挙げられている機体を紹介する。VM-T輸送機は、ソビエト連邦が開発していたソ連版スペースシャトルとも言える宇宙往還機「ブラン」とその打ち上げに使う大型ロケット「エネルギア」の輸送のためにM-4戦略爆撃機を改造した輸送機だ。もう一つの輸送候補機で、現在も世界最大級の輸送機であるAH-225「ムリーヤ」の就役後は・・・

 

※写真=ロステックは退役済みの航空機40機以上をロシアの地方自治体に寄贈すると発表した。写真は寄贈機の例として挙げているVM-T「アトラント」輸送機(提供:ロステック)