記事検索はこちらで→
2021.03.24

WING

エンブラエル、「150席以下の小型狭胴機が回復の鍵」

小型狭胴機の運航回復顕著、90%が運航再開

 エンブラエル民間航空機部門アジア太平洋地域担当ディレクターのビクター・ビエラ・ドス・サントス氏は3月22日(現地時間)、「150席以下の小型狭胴機がアフター・コロナに向けた回復の中心となるだろう」との見方を示した。その上で、「(コロナ影響で)現在運航することができずに駐機中の大型機の運航を再開させるほどの旅客需要が戻ってくるまでには、どれほどの時間がかかるだろう」と疑問を投げかけ、「回復するまでの間、航空会社は現在の市場環境に適応した小型狭胴機を保有することによってコスト効率の良いオペレーションを維持し、国内線および地域の接続性を強化することができる」と話した。

 

※写真=エンブラエルの小型狭胴機がコロナ禍からの回復の鍵になると強調。需要が大幅に減退したなかにあって国内線や短距離国際線などの運航で小型狭胴機が世界各地で大きな存在感を示している(提供:エンブラエル)