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2021.03.23

WING

ANA・豊田自動織機、羽田で自動運転トーイングトラクター実証

レベル3相当実証、大規模空港の運用課題洗い出しへ

 全日空(ANA)と豊田自動織機は3月22日、来る3月29日~4月2日までの5日間、羽田空港において自動運転トーイングトラクターの実用化に向けた実証実験を初めて実施することを発表した。実証実験ではレベル3相当の実証実験を実施する。
 両社は日本最大の規模を誇る羽田空港に対応するため、高度な自己位置推定性能と走行性能を兼ね備えた自動運転トーイングトラクターを、豊田自動織機が新たに開発。今回の実証実験を通じて、大規模空港での運用に向けた技術面などの課題を早期に洗い出し、2021年10月の実運航便での試験運用および2025年における無人搬送の実現を目指す方針だ。
 両社は2019年2月から九州佐賀国際空港および中部国際空港において、

 

※写真=ANAと豊田自動織機が羽田空港で自動トーイングトラクターの実証実験(提供:ANA、豊田自動織機)