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2018.08.01

17年度海外旅行事故発生率は3.42%

ジェイアイ傷害火災、前年度と同様の傾向に

 ジェイアイ傷害火災保険は2017年度の海外旅行保険契約者の事故発生状況についてまとめた。それによると、2017年度の保険契約者の事故発生率は3.42%となり、16年度とほぼ同様の結果となった。また、地域別の保険事故状況を見るとヨーロッパやアフリカでは「携行品被害」、北米、アジア、オセアニアでは「治療・救援費用」の割合が高くなっている。「旅行事故緊急費用」についてはヨーロッパと中南米で増加していることがわかった。
 補償項目別の事故状況の割合を見ると、ケガや病気の治療費用や医療搬送費用などを補償する「治療・救護費用」が49.1%と最も多く、以下手荷物の盗難・破損を補償する「携行品損害」が29.9%、偶然な事故での出費を補償する「旅行事故緊急費用」が16.7%となった。