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2021.03.17

WING

海自あわじ型掃海艦3番艦「えたじま」が就役

海自最新のFRP製掃海艦、呉第3掃海隊に配備

 海上自衛隊とジャパン マリンユナイテッド(JMU)は3月16日、JMUの横浜事業所鶴見工場で海上自衛隊のあわじ型掃海艦3番艦「えたじま」の引渡式および自衛艦旗授与式を行なった。
 当日は、大西宏幸防衛大臣政務官、山村浩海上幕僚長、三島茂徳防衛装備庁防衛技監、千葉光太郎JMU社長をはじめとする、防衛省とJMU関係者ら約80名が出席し、「えたじま」の引き渡しと自衛艦旗を掲げ就役する様子を見守った。
 「えたじま」は海自でも最大のFRP(強化プラスチック)製掃海艦であるあわじ型の3番艦であり、その基準排水量690トンとFRP製掃海艦としては世界最大級だ。防衛省では2020(令和2)年度予算で4番艦の予算を126億円で計上しており、国内でFRP製掃海艦を建造出来る造船所はJMUのみであること、あわじ型は全艦JMUで建造していることから、4番艦についてもJMUが建造することになるとみられる。
 「えたじま」の配備先は第3掃海隊(呉)となっており、・・・

 

※写真=海自とJMUは、あわじ型掃海艦3番艦「えたじま」の引渡式および自衛艦旗授与式を行なった

※写真=大西防衛大臣政務官と千葉JMU社長が引渡書および受領書を手交する

※写真=大西防衛大臣政務官は「えたじま」艦長の石田2等海佐に自衛艦旗を授与した

※写真=式典に参加した関係者らにより見送られ、配備先である呉を目指し出港する「えたじま」。狭い水路だが、石田艦長による的確な操艦指示により危なげなく出港した