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2021.03.17

ウイングトラベル

★サウジアラビア観光、コロナ禍で見極め必要

 JETRO調査、成長期待も進出は長期戦略で

 日本貿易振興機構(JETRO)が調査したサウジアラビア観光産業のビジネス可能性の報告によると、サウジアラビア政府が観光産業を新たな国づくりの重要な柱と位置付け、積極的に施策や投資を実施していることにより、将来の成長が期待でき、日本企業にデジタル技術の活用を含めて参入のチャンスはあるものの、新型コロナウイルスによる打撃で、国が閉ざされ、事態を慎重に見極める必要があるとしている。
 JETROの調査では、サウジアラビアの観光産業は、2020年の国際線乗客数が前年比約2600万人の減少、観光分野で約20万人の雇用減少と、同年の観光市場は前年比35〜45%の縮小と推定されている。