ANA・JAL、マイレージ会員情報の一部流出

アライアンス間情報管理するSITA社にサイバー攻撃

　スイスに拠点を構える国際航空情報通信機構（SITA社）のシステムに対する不正アクセスの影響で、全日空（ANA）と日本航空（JAL）は3月6日、それぞれのマイレージクラブ会員情報の一部が流出したことを発表した。
　両社ともにSITA社からアルファベット表記の名前、マイレージ会員番号、そして会員ステータスといった3点の情報が漏えいしたとの報告を受けたという。漏洩した情報に会員パスワード、クレジットカード情報、旅程、予約・発券状況、パスポート番号、メールアドレスなどといった個人情報は含まれていない。
　ANA、JALの両社は共にそれぞれの上級会員が同じアライアンスに加盟する他航空会社に搭乗する際に・・・・。

　SITA、高度に洗練されたサイバー攻撃

※写真＝SITA社に対するサイバー攻撃でANA、JALの顧客情報の一部が大規模流出。写真はSITA社ホームページのトップページ