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2021.02.18

WING

米国務省、フィンランド向けMLRSポッドのFMS承認

M30A2とM31A2ポッドを計35基、見積は9120万ドル

 米国務省は2月17日(米ワシントン現地時間)、フィンランド向け射程延伸型誘導多連装ロケットシステム(ER GMLRS)と関連機器の軍事援助(FMS)を承認したと発表した。見積もり総額は9120万ドルで、国防総省安全保障協力庁(DSCA)は同日、議会に要求承認を通告した。
 今回のFMS内容をみてみると、フィンランド政府は25基のM30A2 ER GMLRS-AW代替弾頭ポッド、10基のM31A2 ER GMLRS-U単弾頭ポッドを要求している。また、要求にはER GMLRSマテリアルリリースパッケージ、備蓄信頼性プログラム(SRP)サポート、品質保証試験(QAT)サポート、マニュアルなどのほか、ロジスティクスサービスなどを含んでいる。