記事検索はこちらで→
2021.01.19

ウイングトラベル

★2020年の外国人入国者数、86.2%減の約431万人

 訪日外客数は411万人程度か、1997年水準に後退

 法務省の速報値によると、2020年1月〜12月までの年間の外国人入国者数は、前年比86.2%減の430万7255人にとどまったことがわかった。年間430万人といえば、24年前の1996年レベル(424万4529人)まで後退したことになる。12月単月の外国人入国者数は前年同月比97.2%減の6万9740人。「訪日外客数」は統計基準が異なるが、直近の傾向では単月の外国人入国者数より訪日外客数の方が約1万人少ないことから、12月の訪日外客数は6万人程度と推計され、2020年の訪日外客数は411万人程度にとどまる見通しだ。これは、23年前の1997年レベル(421万8208万人)まで後退することとなり、過去最大のマイナス幅となる見通しだ。
 なお、2020年年間ならびに12月の訪日外客数は、日本政府観光局(JNTO)から明日1月20日に発表される予定。

 

※表=2020年の空港別の外国人入国者数