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2020.09.03

WING

コリンズ、空港端末の新機能「キオスク・コネクト」を発表

携帯電話のQRコードスキャンで空港端末を非接触操作

 レイセオン・テクノロジーズの事業会社であるコリンズ・エアロスペース・システムズは9月2日(米アナポリス現地時間)、非接触で利用可能な空港ソリューション「キオスク・コネクト」を発表した。
 これは空港利用者が空港の情報端末(キオスク)に触れることなく、自身の携帯電話を用いてQRコードをスキャンすることで情報端末を操作し、チェックインと手荷物の預け入れを行うことを可能にする新機能。利用にあたっては空港の公衆Wi-Fiか情報端末が内蔵しているWi-Fiによって接続するため、専用アプリをダウンロードすることなく接続出来るようになっている。
 コリンズ・エアロスペースは、「この新機能を当社の生体認証ソリューションおよびセルフサービス空港設備と組み合わせることで、旅行者はチェックインから搭乗まで全過程を非接触で行うことが出来る様になる」と述べるとともに、「航空業界が、空の旅に対する信頼を回復するための支援を行う中で、安全性を向上し、使いやすい製品を提供することは我々にとって非常に重要なことだ」と語っている。

 

※写真=新機能の「キオスク・コネクト」は、携帯電話で空港情報端末のQRコードをスキャンすることで非接触での操作を可能とする(提供:コリンズ・エアロスペース・システムズ)