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2020.07.28

WING

中部空港、6月利用者数は92%減の9万人弱

5月を底に若干増加、国内線運航増加で

 中部国際空港会社が発表した6月の空港利用実績によれば、国際線・国内線をあわせた旅客数は前年比92%減少した8万9113人に留まった。新型コロナ禍の真っ只中にあって、引き続き、かつてない規模で前年割れの状態が続いているものの、5月の前年比97%減(3万1841人)を底として、数字がわずかながら改善した。
 このうち国際線の旅客数は500人だった。旅客は全て外国人旅客だった。4月は39人、5月は0人だったが、フィリピン航空が6月17日にマニラ発中部便を運航。その後、フィリピン航空は6月25日からマニラ-中部線の定期便運航を再開した。
 一方、国内線の旅客数は84%減少した8万8613人だった。国内線も4月は87%減の6万4440人、5月には94%減少した3万1841人にまで落ち込んでいたものの、5月を底として低空飛行ながらも段階的に回復方向へと転じた。・・・

 

※写真=中部空港の6月実績がまとまった。5月を底に回復に転じたが依然として低空飛行の実績だ