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2020.07.27

WING

JALグループ、国内線8月1週目で新たに376便減便

22路線中羽田は16路線、感染者増加で需要伸びず

 日本航空(JAL)はこのほど、8月1日から6日までのグループ国内運航便の追加減便を決定した。期間中、新たに追加する減便数は片道376便で、すでに決まっていた減便と合わせると974便。運航計画と比較した減便率は19%となる。国内線航空需要は、感染症影響による県をまたぐ移動自粛の緩和以降、これまで順調に回復してきたが、JALグループでは新規感染者数が全国的に再び増加傾向になり、需要の伸びがこれまでの予想を下回って推移しているとの見方を示した。
 この度追加した減便376便の対象路線は22路線で、そのうち16路線が羽田発着線となった。ここにきて、都心を中心に感染者数が飛躍的に増加していることが、減便の要因の一つとなった。追加減便する羽田発着線は、伊丹、新千歳、福岡、青森、三沢、秋田、小松、広島、出雲、徳島、高松、大分、長崎、熊本、宮崎、鹿児島線。そのほか、伊丹発着の仙台、宮崎、鹿児島各線や、仙台-新千歳線、福岡-宮崎線、鹿児島-奄美大島線が減便対象となった。