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2020.07.27

WING

関西空港1-6月、旅客数は69%減の499万人

コロナで2月以降失速、国際線旅客は73%減に

 関西エアポートが発表した2020年暦年上半期(1-6月期)の関西空港利用実績によれば、同空港における期間中の総旅客数は、対前年比69%減少した499万2570人と、500万人を割ってしまった。
 新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた2月以降、関西空港の国際線はそのネットワーク便数を大きく減らし、旅客数も大幅に減少。1月の旅客数は前年実績を2%上回っていたものの、2月には37%減、3月に89%減となり、4月は97%減、5月は99%減、そして6月も97%減となるなど、大きく影響を受けている。
 1-6月上半期の国際線の旅客数は73%減少した338万4213人となっており、このうち日本人旅客数は67%減少した126万1161人に、外国人旅客数も76%減少した207万2716人に留まった。国内線の旅客数も53%減少した160万8357人だった。
 期間中の貨物取扱量は8%減少した34万3519トンとなっており、新型コロナ禍の影響で大幅な影響を受けている旅客便に比べると、その影響は小幅に。このうち国際線貨物量は7%減の33万9940トンだった。
 なお、・・・

 

関西空港6月、総旅客数は97%減のわずか8万人
国際線は帰還者中心に6432人、国内線も87%減