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2020.07.27

WING

ロッキード、沿岸域戦闘艦LCS-29「ベロイト」を起工

フリーダム級15番艦、ベロイトの艦名は初

 ロッキード・マーティンは7月22日(ウィスコンシン州マリネット現地時間)、フィンカンティエリ・マリネッテ・マリーン(FMM)の造船所で、米海軍のフリーダム級沿岸域戦闘艦(LCS)15番艦となるLCS-29「ベロイト」を起工したと発表した。
 「ベロイト」はFMMの造船所で建造および試験段階にある6隻のフリーダム級LCSの内の1隻。艦名の由来はウィスコンシン州のベロイト市で、海軍艦艇に名付けられるのは初とのこと。シップスポンサーはベロイト市出身のマーシャ・M.・アンダーソン退役陸軍少将で、起工式では伝統的に行っているシップスポンサーのイニシャルを刻んだプレートを竜骨(キール)プレートに溶接した。
 ロッキード・マーティンは、「フリーダム級LCSは今年までの2回任務配置において、米艦隊の中でその能力と独自の役割を果たすことができると証明している」と述べ、・・・

 

※写真=造船の伝統に基づき、フリーダム級LCS「ベロイト」のキールプレートにシップスポンサーのイニシャルを刻んだプレートを溶接する(提供:ロッキード・マーティン)