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2020.07.14

ウイングトラベル

★Go Toトラベル、旅行・宿泊業者に参加条件

 赤羽大臣、感染防止策の実施と公表を義務付け

 赤羽一嘉国土交通大臣は7月14日午前の会見で、7月22日から開始するGo Toトラベル事業について、新型コロナウイルスの感染拡大を懸念する声があることを受けて、「旅行業者、宿泊事業者ともに、感染防止策をしっかりと講じた事業者のみが同事業に参加できることとする。感染防止策について参加条件を満たすことを必要とする。また、各事業者は参加条件を徹底している旨をホームページで対外的に公表することも義務付ける」として、感染防止策を実施し公表している事業者のみに参加を限定する方針を明らかにした。参加条件などの具体的な内容については、関連団体と調整した上で、7月17日に正式に発表する。また、参加する旅行者に対しても、旅のエチケットの徹底などを含めて、「くれぐれも体調が優れない場合は旅行を控えるようにお願いしたい」として、事業者、参加者の双方で感染予防策を徹底する考えを示した。

 

「観光は地域経済そのもの」、感染防止と両立
 withコロナで安全安心な旅のスタイル定着を

 赤羽大臣は、「Go Toトラベル事業の開始に当たり、旅行者および事業者の安全確保は大前提。開始時期については、感染症の専門家の意見を踏まえ、地方からの強い要望を受けて決定した。そののち、感染状況が拡大する中で様々な心配、懸念があることから、具体的な感染防止策を講じていく」と、追加的措置を講じる背景を説明した。

 

※写真=会見する赤羽一嘉国土交通大臣