記事検索はこちらで→
2020.07.10

WING

JALグループ8月運航の国内線、減便率9%で運航

足もと需要は前年比35%、繁忙期には7割まで回復

 日本航空グループ(JAL/J-AIR/HAC/JTA/JAC/RAC)発表の国内線8月1-31日減便は、片道2463便を減便するとして、当初計画からの減便率を9%とした。7月下旬の減便率はおよそ32%であるため、大幅に回復させることになる。7月の運休から再開する路線は、伊丹-三沢線と福岡-花巻線の2路線。いぜん感染症影響が続くため、国内線の減便を継続させるものの、7月下旬の運航便よりも増便させて、回復する需要に対応する。
 JALによると6月19日の自粛緩和以降、国内線の航空需要が回復しているとして、足もとでは前年比約35%まで回復しているという。予約数については8月に伸び続けていて、夏季繁忙期のお盆期間には、予約数が前年比70%程度まで回復する見通しだとした。

 

※表=JALグループが8月に行う国内線の減便。38路線を対象に2463便を減便する。表中の丘珠-三沢線については曜日運航としている(提供:JAL)