ドレッドノート級原潜の建造は順調に進む

BAEシステムズ、建造ブロックの構内移動の様子を公開

　BAEシステムズは7月6日（英国現地時間）、カンブリア州・バロー＝イン＝ファーネスでのドレッドノート級弾道ミサイル原子力潜水艦1番艦の建造状況は順調と発表した。ドレッドノート級弾道ミサイル原潜は、現在就役しているヴァンガード級4隻を置き換えるもので、4隻をバロー＝イン＝ファーネスで建造する予定となっている。
　発表では、建造中の1番艦「ドレッドノート」の建造ブロックが構内移動している様子の写真を示しており、2030年代初頭に納入する予定としている。なお、今回の構内移動に際しては、輸送する潜水艦の建造ブロックを保護するための新素材を初めて使用したという。

※写真＝バロー＝イン＝ファーネスで建造中の1番艦「ドレッドノート」の建造ブロック（提供：BAEシステムズ）