★アエロメヒコ航空、チャプター11を申請

　航空便の運航は継続、日本路線も運航再開

　アエロメヒコ航空グループは米国連邦倒産法11章（チャプター11）の適用を6月30日付で申請したと発表した。新型コロナウイルスの影響下で持続可能な財政再建を実現するのが狙い。なお航空便の運航については今後も継続していくなど通常の事業活動は変わらず行っていくとしている。
　チャプター11は企業が業務を継続しながら財務・業務の再構築を行うことを可能にする法的手続き。同社はチャプター11のプロセスにより財政基盤と流動性を強化し、事業と資産を保護・維持し、新型コロナウイルスの影響に対処するために必要な事業の再構築を実施する。
　航空便の運航については今後も運航を継続する。7月については前月比でメキシコ国内線で2倍、国際線については4倍の便数で運航する。