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2020.07.01

ウイングトラベル

★成田空港6月の国際線、出国者98.4%減

 5月旅客2カ月連続最低、国内線

 NAA発表の6月直近(6月1-20日)の旅客便速報値は、国際線の出国旅客数が前年同期比98.4%減の1万3500人で、発着数が84.3%減の1556回となった。一方の国内線は旅客数が未算出ので、発着数が88.2%減の344回となった。
 国際線に比べて、国内線の需要が回復しつつある状況で、県をまたぐ移動の自粛が緩和される前の6月12日から18日までの1週間で発着数が112回で、緩和後の19日から25日までの発着数が232回となった。これはLCCによる影響が強く「7月はより顕著」になる見込み。国内大手の日本航空(JAL)や全日本空輸(ANA)では、国際乗継需要が高い国内線であるため、国際線が回復していない状況では、いぜん厳しい状況だとした。