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2020.06.22

WING

米空軍最先任上級曹長にジョアン・バスCMSgtが就任へ

女性の就任は米空軍史上初

 米空軍は6月19日(米東部標準時)、第19代空軍最先任上級曹長にジョアン・S.・バス最先任上級曹長(CMSgt)が就任すると発表した。これはカレス・O.・ライトCMSgtの退任による後任人事によるもので、女性の就任は米空軍史上初という。次期空軍参謀総長のチャールズ・Q.・ブラウン大将が数十人の最終候補者の中から選出した。
 選出にあたっては、経験の幅や上級指揮官の推薦、候補者のキャリアにおける業績などを考慮して決定したとのことで、ブラウン大将は空軍参謀総長就任前の最も重要な決定事項の一つだったと述べている。
 バスCMSgtは現在、ミシシッピ州・キースラー空軍基地で第2空軍の最先任上級曹長を務めており、空軍最先任上級曹長選出を受けて「第19代空軍最先任上級曹長に選ばれたことを誇りに思う」とコメント。また、「ブラウン大将は共に仕事がしたいと思っていたリーダーであり、私は彼のCMSgtとして、彼の同僚として働く機会をとてもうれしく思う」として、「全ての空軍隊員とその家族が、空軍の家族の一員の様に感じることができるよう、出来る限りのことをしていく」と語っている。

 

※写真=第19代空軍最先任上級曹長に就任するジョアン・S.・バス最先任上級曹長(提供:米空軍)