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2020.06.22

WING

IATA、航空会社向けにリスク情報ポータル提供

バイオセーフティや紛争地域の最新情報など

 国際航空運送協会(IATA)は、航空会社がバイオセーフティや紛争地域など、様々なセキュリティリスクを軽減し、かつ管理するためのインシデント報告ツール「セキュリティ・リスク・インテリジェンス・ポータル(SRIP)」を開始した。IATAによれば、このSRIPには新型コロナウイルス危機を通じて、各国および空港に課せられた新たな規制や要件なども含まれているという。
 SRIPは航空会社、空港、航空保安サービスプロバイダー間のリアルタイムの情報共有を改善するために開発したもの。航空会社によって共有する情報は、オープンソースのデータ(通知、警告、速報、禁止事項、メディア報道)によって増強され、保安対策、防疫対策など、様々なリスクに対応するための情報を提供する。このポータルサイトを通じて情報を取得することによって、航空会社はリアルタイムでリスクに応じた運用上の決定を下すことができるという。・・・