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2020.06.22

WING

SkyDrive、協賛企業が100社超に

 空飛ぶクルマを開発中のSkyDriveと、その母体である有志団体であるCARTIATORは、協賛企業が100社を超えたことを発表した。日本電気(NEC)やパナソニック、矢崎産業のほか、日本を代表する複数の大手企業らがスポンサーとして名を連ねており、同社が開発する新たなモビリティに対する期待の高さを垣間見ることができる。
 SkyDriveによると、協賛企業100社の支援内容は、資金提供が58社、技術部品提供が38社、社員の出向が4社などとなっている。
 例えば、NECは飛行制御に関する技術検証を支援しており、社会ソリューション事業で培った無人航空機の制御・管制、電波監視などの技術を活かし、飛行制御に関する情報交換や技術検証支援を行った。
 また、矢崎産業はワイヤーハーネス部品の試作などを担当。さらにはジョイソン・セイフティ・システムズ・ジャパンおよびミズノが、空飛ぶクルマに搭載する座席の開発に協力した。
 別の角度では、東京海上日動火災が空飛ぶクルマの試験飛行・実証実験に向けた専用保険を開発・提供中だ。