記事検索はこちらで→
2020.06.19

ウイングトラベル

★世界の感染者846万人、17日最多17.6万人増

 チリ1日3万6200人激増、インドも過去最多に

 ジョンズ・ホプキンス大学システム科学工学センター(JHU-CSSE)の集計によると、6月17日の感染者数は前日に続いて過去最多を更新し、しかも17万6000人と前日から4万人近くも増加して最大のピークを迎えた。17日はペルーが一挙に3万6200人と同日最多の感染者が報告され、ブラジルの3万2200人を上回った。また、インドが過去最多の1万2900人、、中南米、アフリカ、中東の拡大、米国、ロシアの高止まりなどが1日として過去最多の感染者数につながった。
 6月18日午前10時半現在の新型コロナウイルス感染症の累計患者数は、世界188カ国・地域で846万1617人、死亡者数は45万3216人、快復者数は414万1975人に達した。
 チリは前日までの5000〜6000人台で推移していたが、17日にはオーバーシュートで5倍以上の3万6200人を記録した。累計も22万5103人と一挙に20万人を超えた。
 中南米では、ブラジルも17日に3万人を超え、累計は97万8142人と100万人に迫った。ペルーは3800人増、累計24万908人で、イタリアの感染者数を上回った。メキシコも過去2番目の4900人増、累計16万6455人、アルゼンチンも1400人増、累計3万7510人となった。

 

※世界の新型コロナウイルス感染者推移(出典:JHU-CSSE)

 

※ペルーの新型コロナウイルス感染者推移(出典:JHU-CSSE)

 

 米国テキサス、カリフォルニアが過去最多に
 スウェーデンも1日1000人台と感染増加傾向

 米国の累計は218万9128人。17日は2万5600人と高い水準で推移している。ニューヨーク州は567人まで減少したが、テキサス州は連日過去最多を更新し、17日は4100人増と一気に4000人台に入り、過去最多の3800人増を記録したカリフォルニア州とともに感染ピークを迎えている。
 スウェーデンは、6月3日の2200人増のオーバーシュートを境に、感染者の増加レベルが上がり、1日1000人台が多くなり、17日も1200人を記録し、集団免疫体制の実効が上がっていない。