記事検索はこちらで→
2018.06.26

ウイングトラベル

スペイン、ガリシア州の観光関係者が来日

巡礼街道以外の観光を訴求、日本人客上積みへ

 スペイン北西部のガリシア州の観光関係者がこのほど来日し、旅行会社やメディア関係者を対象に観光セミナーを開催した。当日は世界遺産となっている「サンディアゴ巡礼の道」を始め、多彩な観光街道が充実していることやゴルフや食など、日本人に知られていない観光素材などについても紹介した。セミナー終了後本紙との取材に応じたナバ・カストロ・ドミンゲス ガリシア州観光局局長は「現在の日本人訪問客数は約1万5000人程度となっている。今後は巡礼以外の観光ルートなどを積極的に紹介していくほか、食などの魅力をPRしていき、日本人の観光需要を獲得していきたい」と意欲を見せた。
 ガリシア州はサンティアゴ・デ・コンポステーラを首都とする行政地域。サンティアゴ・デ・コンポステーラはキリスト教の三大聖地の一つとなっている。また、巡礼街道のつながりで和歌山県の熊野古道と姉妹街道を締結しているなど、日本との交流もさかんに行われている。

 

※写真=ガリシア州観光局のナバ・カストロ・ドミンゲス局長