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2020.06.08

WING

防衛省、RE100、RE Actionアンバサダー就任

100%再エネ化へ、輸入燃料に頼らず強靱化も

 河野太郎防衛大臣は、気候変動対策を推進させるため、防衛省が再生可能エネルギー100%実現を目指す「RE100アンバサダー」、「RE Actionアンバサダー」に就任したと発表した。近年問題視される気候変動は「防衛省にとっても他人事ではない」として、これまでにも積極的に取り組んできたところ。このほど防衛省として、「RE100」並びに「再エネ100宣言 RE Action」の取組に賛同したとして、今後消費電力の100%再エネ化を目指す。
 防衛省では2019年から、全国の自衛隊施設で再生可能エネルギーの比率3割を目指して電力調達を行ってきたところ。それを環境イニシアチブに加わることで、一層加速化させる考え。今後は、気候変動対策に資する可能な支援を行っていく。河野大臣は「次の電力の調達に向けて、いずれどこかの時点で、使用電力を再生可能エネルギー100%にしたい」と説明。環境省も同じアンバサダーに就任しているため「環境省とコラボができたらいいなと思っている」と述べた。
 「RE100」はイギリスのNGOが設立し、現在132社が・・・