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2020.06.04

WING

医療従事者のためのブルー飛行、各地実施に前向き

 防衛省は、去る5月29日に医療従事者に向けたブルーインパルスの飛行展示を都心上空で実施したが、ほかの地域での実施も検討していることが分かった。河野太郎防衛大臣が2日の会見で説明した。都心上空での飛行後、非常に大きな反響があったとして「東京に限らず、御要望を今いただいているところ」で、東京に続いてほかの地域での飛行にも前向きな姿勢だ。
 課題となるのは、ブルーインパルスが6月から4機体制になったこと。機体・エンジンのやり繰りで、従来の6機体制では飛行できない。また要望が非常に多いこと。「47都道府県、あるいはもっとかもしれない」というほど要望が集まっているため、スケジュールの関係などで難しい状況だ。今後の計画はないとするも「非常に強い声をいただいているので、前向きに考えられたらいい」と話した。