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2020.06.04

WING

ボーイング、ブルーエンジェルスにスーパーホーネット初納入

年内に11機納入、初号機は飛行試験・評価段階

 ボーイングは6月3日(フロリダ州現地時間)、米海軍のアクロバット飛行チーム「ブルーエンジェルス」に対して、初のスーパーホーネット試験飛行機を納入したことを発表した。現状、いわゆる「ブルーエンジェルス」の塗装は施されておらず、メリーランド州の海軍航空基地パチューセントリバーで飛行試験と評価の段階に入っているという。ボーイングによれば、同社は2020年に計11機を「ブルーエンジェルス」に納入する計画だ。
 ボーイングはフロリダ州ジャクソンビルにある同社のセシルフィールドで、F/A-18ホーネットおよびスーパーホーネットを「ブルーエンジェルス」仕様に改修している。その主な改修内容は、スモークジェネレーションシステム用のオイルタンクの追加や、長時間の反転飛行を可能にする燃料システム、さらには民生用に対応したナビゲーション装置、カメラの搭載、機体の重心位置の調整などだ。
 退役軍人で現在、・・・

 

※写真=ブルーエンジェルスに初納入されたスーパーホーネット(提供:ボーイング)