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2020.06.03

WING

エティハド航空、新・衛生管理プログラム導入

ウェルネスアンバサダーを新設し乗客サポート
 
 エティハド航空(ETD)は新たな健康・衛生プログラム「エティハドウェルネス」を立ち上げたと発表した。同プログラムでは航空旅行のさまざまな部分において高度な衛生管理プログラムを導入するとともに、特別に訓練された「ウェルネスアンバサダー」を新設。旅客がより一層安心して航空旅行を楽しめるようにサポートを行う。
 エティハドウェルネスは航空旅行中のさまざまな段階において健康的かつ高水準の衛生管理を推奨する。具体的には機内食を調理する施設や食品検査ラボでの衛生管理、航空機の機内清掃、チェックイン、体調診査、搭乗案内やフライト中の衛生管理を行う。さらに機内施設や乗務員の接客業務や到着での対処や地上輸送中に関しても高度な衛生対策を講じる。
 また、ウェルネスアンバサダーはアブダビにある同社の研修施設やオンラインで特別な研修を受け、旅行に必要な情報と対処法を熟知しており、旅客がより一層安心して航空旅行を楽しめるようサポートする。
 さらにウェルネスアンバサダーについてはアブダビ国際空港にも展開され、セキュリティや免税店エリアなど空港内のさまざまな場所においてエティハド航空と同一レベルでの衛生管理と旅客サービスが提供されることとなっている。
 さらに同社の衛生管理情報について具体的な情報を希望する場合はEメールにて24時間年中無休で直接ウェルネスアンバサダーに連絡を取ることが可能となっている。この対応は多言語で行うこととしており、旅の途中で実施されている健康と衛生対策の詳細に関してアドバイスすることで利用者に安心を提供する。同社は今後、Eメールでの対応に加えウェブチャットも開設する予定にしている。
 
※写真=機内などに「ウェルネスアンバサダー」を配置し、衛生対策を強化