記事検索はこちらで→
2020.06.02

WING

BAE、APKWSを地上配備システムから発射に成功

アーノルド・ディフェンスのフレッチャーから数発

 BAEシステムズは6月1日(米国現地時間)、APKWSレーザー誘導ロケット弾を地上配備型兵器システムから発射する試験に初めて成功したと発表した。APKWSは航空機やヘリコプターなどに搭載する直径70ミリメートル(2.75インチ)の無誘導ロケット弾にレーザー誘導装置を取り付ける形で誘導弾化したもので、米国では陸海空軍および海兵隊の4軍全てで使用している。
 今回の試験はBAEシステムズと米国海軍およびアーノルド・ディフェンスが共同し、ユマ陸軍試験場で実施。アーノルド・ディフェンスの2.75インチ/70ミリウェポンシステム「フレッチャー」を用いて、地上車両用レーザー誘導ロケットランチャーからAPKWS数発の発射に成功したという。
 BAEシステムズは、・・・

 

※画像=軽戦術車両からAPKWSレーザー誘導ロケット弾を発射するイメージ(提供:BAEシステムズ)