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2020.05.28

WING

米海軍P-8A、地中海上空で露Su-35から危険行為

 国際ルール反する「アンプロフェッショナル」と非難

 

 米第6艦隊司令部は5月26日(イタリア現地時間)、地中海東部の公海上空を飛行中の米海軍P-8A対潜哨戒機がロシアのSu-35戦闘機2機から迎撃行動を受け、一連の行動の中でロシア機が危険行為を行ったと発表した。
 米第6艦隊司令部は、「Su-35 2機の迎撃行動は65分間にわたり、P-8Aの各翼に同時に接近するなどしてP-8Aの安全飛行能力を制限したため、危険かつアンプロフェッショナルであると判断した」と語り、Su-35のパイロットらによるエアマンシップと国際的な飛行ルールに矛盾する不必要な行動は、互いの安全な飛行を危険にさらす行為であるとして強く非難した。

 

※写真1=米海軍P-8Aが地中海東部公海上でロシアSu-35 2機から迎撃を受け、異常接近の危険行為を受けた(提供:米第6艦隊司令部)