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2018.06.22

WING

イージス・アショア重要性「いささかも変わらない」

山崎陸幕長、米朝会談後も非核化の進捗不透明

 山崎幸二陸上幕僚長は6月21日の会見で、イージス・アショアの導入について、米朝首脳会談の結果を受けた後も「いつ、いかなる事態が起きても、国民の生命、財産を守る体制を構築していかなくてはならない」と述べ、導入の重要性が「いささかも変わっていない」と強調した。
 米朝会談の開催後、北朝鮮は非核化への道を歩むことを公言し、米国でもそれを受け入れる考えを示している。突然弾道ミサイルが飛来するような、吃緊のリスクが回避されたとして、日本政府でも状況が改善されたとの見方を示している。その中で、国内ではイージス・アショアの必要性に疑問を呈する声も聞かれる。