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2018.06.18

ウイングトラベル

大阪で地震、山陽新幹線や伊丹発着便に影響

関空は通常通り、空港線はJR見合わせも南海再開

 大阪府北部で今日午前7時58分頃、マグニチュード6.1の強い地震が発生した。気象庁によると最大震度は6弱で、大阪府大阪市北区、高槻市、枚方市、茨木市、箕面市の5市区で震度6弱、京都府京都市、亀岡市など18の市区町村で震度5強を観測した。この地震による津波の心配はない。
 関西エアポートによると、関西国際空港、神戸空港の発着便は、通常通り運航している。空港までのアクセスについても、JR西日本の関西空港線は日根野から関西空港までの運転見合わせが続いているが、南海電鉄の空港線はダイヤが乱れているものの運転が再開されている。
 一方で、伊丹空港の発着便では、欠航便が58便(出発便29便、到着便29便)、遅延便が多数となるなど、影響が出ている。
 JR西日本によると、12時00分現在、山陽新幹線は新大阪−岡山駅間で運転を見合わせており、運転再開のめどは立っていない。岡山−博多駅間は運転を行っているが、運行本数はわずかで、多数の列車に運転取りやめや大幅な遅れが生じている。
 南海電鉄は12時20分現在、特急(ラピート、サザン、こうや、りんかい、泉北ライナー)については運転を見合わせている。在来線は、ダイヤが乱れているものの運転を再開している。
 JR西日本管内では12時00分現在、在来線でも広範囲な運転見合わせが続いている。大阪環状線は全線で運転を見合わせ、JR京都線は京都から大阪まで、北陸線は長浜から敦賀まで、琵琶湖線は長浜から京都まで、JR神戸線は大阪から姫路まで運転を見合わせ、関西空港線も日根野から関西空港までの運転見合わせが続いており、運転再開のめどは立っていない。
 外国人旅行者向けの情報発信では、JR西日本は多言語サイト(英語・韓国語、中国語簡体字・繁体字)で運行情報を随時更新している。一部便に影響が出ている伊丹空港のサイトでも、多言語サイトで運航状況が確認できる。