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2018.06.15

WING

小野寺防相、マティス米国防長官と電話会談

米朝会談で文書による非核化約束「意義大きい」

 小野寺五典防衛大臣は6月14日、ジェームズ・マティス米国防長官と電話会談を行い、12日の米朝首脳会談での成果や、北朝鮮情勢などについて話し合った。小野寺大臣は、北朝鮮の金正恩委員長が米朝首脳会談で「朝鮮半島の完全な非核化の意思を文書の形で明確に約束した意義は大きい」と評価。北朝鮮をめぐる諸懸案の包括的な解決に向けた一歩として、支持する考えを示した。
 また小野寺大臣はマティス国防長官へ、北朝鮮によるすべての大量破壊兵器と、あらゆる射程の弾道ミサイルについて、完全・検証可能かつ不可逆的な廃棄(CVID)に向けて引き続き取り組んでいく必要があることを伝えた。その上で両者は、米朝首脳会談の成果の上に立ちながら、日米の緊密な連携によって、北朝鮮へ国連安保理決議の完全な履行を求めていくことを確認した。