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2020.03.24

ウイングトラベル

関西空港、3月末の国際線運航は当初計画のわずか9%

計画比91%もの大量欠航に広がる先行き不安も

 関西空港の国際線運航便数が、冬ダイヤ最後の6日間である3月23日〜28日までの期間中、当初計画していた運航便数と比較して、わずか9%に留まる見通しにあることが明らかになった。関西空港を運営する関西エアポートによれば、当初計画では6日間合計で1220便の国際線の運航が計画されていたが、計画便の実に91%に相当する1107便もの大量欠航が発生することになってしまった。
 新型コロナウイルスの感染拡大は、世界の航空ネットワークを文字通りズタズタに切り裂いた。これまでLCCの台頭や中国方面などを中心に、路線ネットワークを堅調に増やしてきた関西空港だったが、新型コロナウイルスの感染拡大によって運航便が激減。蓋をあけてみれば、今冬ダイヤ最後の6日間の運航便数は、計画比9%にまで落ち込んでしまった。

 

※写真=関西空港における今冬ダイヤ最後の6日の国際線運航便数は計画比わずか9%に