阪急交通社4月実績、海外旅行は28％増

欧州好調、アジアもタイ3.6倍、香港2倍

　阪急交通社の4月実績は、総取扱額が前年同月比12.7％増の258億9900万円と、2ケタ増を記録した。海外旅行が28.0％増の121億1400万円と、3割近く伸びたことが牽引した。国内旅行は0.6％増の129億6300万円とほぼ前年並み、外国人旅行は29.4％増の8億2100万円だった。
　海外旅行では、ヨーロッパが引き続き好調で、北米を除くほぼ全方面で前年を上回った。アジアはタイが3.6倍、香港が2倍だった。国内旅行では、北陸・甲信越、東海、九州方面が好調で、とくに九州では添乗員付きの周遊型ツアーだけでなくフリープランも好調だった。